S&S ACT

台本を読んでいるつもりで、読めていないもの

「台本はちゃんと読んでいます」
そう言う人は、とても多いです。

俳優だけでなく、
声優の方からも、同じ言葉を聞きます。

けれど実際の稽古やワークで見えてくるのは、
“読んでいるつもり”になっている状態。

それは、サボっているという意味ではありません。
むしろ、その逆です。


台本は、感情をつくるためのものではない

台本を読むとき、
多くの人が最初に探してしまうのは
「どんな感情で言うか」です。

怒るのか
悲しいのか
やさしく言うのか

もちろん、それも無関係ではありません。

でも、台本は
感情を決めるための設計図ではない。

書かれているのは、

・何が起きているのか
・誰が、誰に向けて言っているのか
・その言葉が生まれた状況

感情は、
やりとりの中で結果として立ち上がってきます。


読めていないときに起きていること

台本が読めていないとき、
よく起きているのはこんな状態です。

・「どう言うか」ばかり考えている
・自分の番を待ってしまっている
・相手の言葉を、情報として処理している

声優も同じです。
声に集中するあまり、
関係や状況が抜け落ちてしまうことがある。

その結果、
セリフはきれいでも、
どこか動いていない印象になる。


台本分析で何が変わるのか

台本分析は、
芝居を縛るためのものではありません。

何を考えなくていいかが分かり、
どこに意識を向ければいいかが整理される。

その結果、
セリフは一人歩きせず、
相手との関係の中で立ち上がってきます。


台本が読めなくなったと感じるとき。

それは、
能力の問題ではありません。

読み方を更新するタイミングに
立っているだけかもしれない。


台本分析テクニック座学編 動画視聴会について

台本分析テクニック座学編 動画視聴会では、
台本を「どう演じるか」ではなく、
何を読み取れば、表現が動き出すのか
構造から整理していきます。

ベースは、
ハリウッドのスターたちも実践している
イヴァナ・チャバックの演技メソッド。

日本人の身体感覚や言葉の間合いに合わせ、
丁寧にブラッシュアップしています。

「ちゃんと読んでいるはずなのに、噛み合わない」
そんな感覚があるなら、
一度、台本の読み方を整理してみてください。

▶︎ 台本分析テクニック座学編 動画視聴会についてはこちら
(録画視聴形式/俳優・声優どちらも参加可能)

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